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首・肩こりでお悩みの方へ

更新日:7月12日



首・肩こりの原因は?

首・肩こりは日本の国民病?

厚生労働省が2年に1度行っている国民生活基礎調査では、日本人が患っている症状として女性の1位・男性の2位に肩こりがランクインしています。まさに日本人の国民病とも言われる肩こりですが、身近すぎて症状があってもダマシダマシ過ごしている方が多いのが現状です。


さて、首こり・肩こりの“こり”とは一体なんでしょう?


“こり”ってなんでできるの

“こり”とは異常な緊張状態の筋肉を指します。異常な緊張を起こす理由としては、同じ筋肉を同じ状態で継続して使い続けるような、いわゆるオーバーワーク状態です。


例えば、ずっと座りっぱなしで同じ姿勢を取り続ければ、必ずどこかの筋肉ばかりが緊張し続けることになります。来る日も来る日も座りっぱなしの毎日なら、あっという間に肩こりの完成です。


頭の重さは5~7kgくらいあります。PCやスマホでうつむいた場合に首にかかる負担はかるく20kgを超えます。


そんな重さを支えて続ける筋肉は緊張により自身に供給するであろう血管をも閉塞させ酸欠となり、老廃物が蓄積し組織変性を起こしていきます。


これが筋肉特有の柔軟性がなくなった状態、いわゆる“こり”です。神経からも緊張を続けるよう命令され続けてますので、そう簡単に緩むことは出来なくなってしまいます。


首・肩こりのカイロ治療は?

肩こりを起こす筋肉には上部僧帽筋・肩甲挙筋などが挙げられるのですが、これらの筋肉が付着している部位は頚椎です。


頚椎自体が歪んだり関節が固まっていたりすれば、当然筋肉にとっては動かすうえで負担となります。また、肩こりの筋肉に命令を出している神経も頚椎から出ていますので、歪みによって正常な神経のやり取りが妨げられることになります。


同じ時間、同じような姿勢で、同じ作業をしていても肩がこる人とこらない人がいるのは頚椎の歪みの有無が関係しています。


また、上位交差症候群という肩だけでなく胸の筋肉も緊張してしまって、逆に背筋は弱くなってしまっているケースがあります。意外とよくみられるのですが、この場合は筋の緊張を緩めるだけでなく、弱くなっている筋肉を強化するためのエクササイズが必要となります。


首・肩こりは日常姿勢の影響を大きく受けます。言わば、筋骨格系の生活習慣病です。職場環境であったり、体の使い方などについても詳しくアドバイスいたします。


カイロ治療でなにが変わる?

頚椎の歪みが改善されることにより、付着している肩こり筋の緊張が緩みます。また、脳と筋肉の神経のやり取りが正常になり、筋肉の正しい情報が脳に送られるようになります。


日常においても良い姿勢が取りやすくなり、意識がしやすい体へと変化していきます。もし、お仕事などで首肩に負担をかけてしまっている場合は、治療しても症状が戻ってしまうかもしれません。


ですが、何回か治療をしていくことで症状から解放される時間はきっと伸びていくでしょう。

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